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愛宕山の植物 - 晩秋〜冬の散策

フウトウカズラ(樹木)

フウトウカズラ.jpg

風藤葛。コショウ科コショウ属の常緑つる性木本。学名 Piper kadsura。南日本の暖地の林、とりわけ海岸近くの林に大木に絡んで生える。本土では唯一のコショウ科の植物。雌雄異株。かすかに胡椒の香りがするが、香料としては使えません。茎や葉を風呂に入れて薬湯とし、神経痛や打撲、骨折に効くといわれています。

フウトウカズラの実.jpg

冬になると、雌株には穂状花序に丸い赤い実が多数付く。一つの実の大きさは5ミリ程度。

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