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愛宕山の植物 - 夏〜初秋の散策

ハス

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蓮。ハス科ハス属。学名 Nelumbo nucifera。別名芙蓉、不語仙(フゴセン)、池見草(イケミグサ)など。古名は「はちす」。花托がハチの巣の形に似ているため。インドとその周辺域が原産地。地下茎はレンコン(蓮根)の名で食用に。

ハスの花
7~8月に開花。ハスはスイレン(睡蓮)に似るが、スイレンはスイレン科で別種。スイレンは葉の茎が水面から立つことはない。

画像は観音密寺境内のハス。

ハスの果托と実
黄色の花托は花が終わると実が詰まった緑色の果托となり、その後熟すと黒茶色に変わる。実や緑色の果托は生で食べられる。実にはビタミンB群、マンガンやリンなどのミネラルが多く含まれている。実だけでなく、茎も炒め物、砂糖漬け等、食材として用いられる。蓮茶や蓮芯茶はベトナムを中心に嗜好されている。生薬として用いられる他、数珠の珠に使われている。茎は糸にもなり、布に。

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