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愛宕山の植物 - 夏〜初秋の散策

ヒメジョオン

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姫女菀。キク科ムカシヨモギ属の一年草、あるいは二年草。学名 Erigeron annuus。別名、ヤナギバヒメギク(柳葉姫菊)。花期は6~10月。高さが150cmにもなり、道端で普通に見られる。北米原産で江戸時代末期に観賞用に導入され、その後雑草化して全国に広がる。若葉は春菊のような味で、おひたしや天ぷらに。無受粉でも種子ができ、繁殖力が強い。侵略的外来種ワースト100に挙げられ、外来生物法で要注意外来生物に指定されている。

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極めて似ているのが同じく侵略的外来種のハルジオン(春紫菀)で、見た目には区別が難しいが、ハルジオンの花期はヒメジョオンより早く、4~6月。また、ハルジオンの茎は中が空洞であるのに対し、ヒメジョオンの茎の中には白い綿状のものが詰まっているので、区別できる。

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