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愛宕の森と緑を守る会
愛宕山の植物 - 夏〜初秋の散策
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キカラスウリ
黄烏瓜。スミレ目ウリ科カラスウリ属。Trichosanthes kirilowii var. japonica。雌雄異株のツル性多年草。塊根は生薬として解熱、消腫などに用いられるが、抗エイズ薬になるとの研究もある。
キカラスウリの雌花。カラスウリに似ているが、昼間でも花が咲いているのはキカラスウリ。花期は7~9月。カラスウリとはその他に、ヒゲのある花弁の先端が広がっていること、熟した実が黄色くて丸みを帯びていること、種子は溝のない楕円形であることなどの違いがある。
キカラスウリの未熟実。結実後2か月ほどで熟して黄色になる(9~11月)。これに対し、カラスウリは熟すと朱色になる。未熟実は塩漬け、汁の実などに、若い芽は炒め物、天ぷらに。
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