愛宕山の植物 - 春〜初夏の散策
庭石菖。アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草または多年草。学名 Sisyrinchium rosulatum。アメリカ・テキサス州原産で、明治20年に研究用に移入され小石川植物園に植えられたものが流出し、各地に広く分布。高さ10〜20センチで日当たりの良い道端などで見られる。花期は5〜6月。茎の先に細い花弁をつけ、花の径は1.5センチほど、白色もしくは赤紫色で中心部は黄色。1日でしぼむ一日花。よく似たオオニワゼキショウは高さ20〜30センチで、花は淡青色で小さく、0.5〜1センチ。