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愛宕山の植物 - 春〜初夏の散策

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オニノゲシ

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鬼野芥子。キク科ノゲシ属の越年草。学名 Sonchus asper。ヨーロッパ原産で1892年に東京で確認。全国の道端、畑の縁などに生える。高さ0.5〜1メートル。茎は中空で、傷つけると白色の乳液を出す。葉の基部は半円状に茎を抱き、よく似たノゲシの葉の両端が三角形状に茎から出ている点と異なり、区別できる。葉には先の尖った棘状の鋸歯があり触ると痛い(ノゲシの棘は柔らかくて痛くない)。花期は4~10月。タンポポに似た黄色の頭花は直径が2センチ程度で多数の舌浄花からなる。総苞は長さ1.5センチ弱。

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