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愛宕山の植物 - 秋の散策

セイタカアワダチソウ

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背高泡立草。キク科アキノキリンソウ属の多年草。学名 Solidago altissima。別名、セイタカアキノキリンソウ、代萩。北米原産の帰化植物。花期は10~11月。高さは1~2.5m、場合によっては4mを超すことも。「侵略的外来種ワースト100」の代表格で、外来生物法で生態系被害防止外来種リストに挙げられている。開発等による荒れ地で特に繁茂し、急速に全国に広がったが、現在は一時ほどの勢いは無くなっている。他の植物の生長を阻害する化学物質を土壌中に放出し、ススキなどの在来種を駆逐するが(アレロパシー)、その濃度が濃くなると自身で発芽傷害を起こす。一時期、気管支喘息や花粉症の大きな原因だと思われて、濡れ衣を着せられていた。

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