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愛宕 の森と緑を守る会
愛宕山の植物 - 樹木編
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イチョウ
銀杏、公孫樹、鴨脚樹。イチョウ科イチョウ属で中国原産の裸子植物。学名Ginkgo biloba。葉は幅があるが針葉樹。イチョウ属は古生代末期を起源に中生代に広く繁栄し、その中の1種、イチョウだけが生き残った生きた化石で、絶滅危惧IB類に指定されている。
イチョウが多く植樹されている場所は、日本では1位が寺社、2位が大学・学校ですが、世界的には1位が公園、2位は日本と同じで大学・学校です。この違いは、イチョウが仏教の伝来に伴って日本に持ち込まれ、布教活動と共に全国に広がったという歴史的経緯を物語っています(十亀好雄, 1984)。確かに愛宕山でイチョウが植わっているのは鷲尾愛宕神社、観音密寺、音次郎稲荷神社。
![イチョウ(音次郎稲荷神社1)](https://static.wixstatic.com/media/92e2cc_77859c4012624215abe08a4ec3c7fa83~mv2.jpg/v1/fill/w_133,h_198,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%EF%BC%91.jpg)