犬槇。マキ科マキ属の常緑針葉樹。学名Podocarpus macrophyllus。別名マキ、クサマキ。雌雄異株。関東~沖縄の海岸近くの林に自生。種子は5~10mmほどの球状で、その基部(花托)は膨らみ、一見、コケシのように見える。花托は熟すと赤色~黒紫色になり、お菓子のグミのような食感で甘みがある。その一方、緑色の種子には毒があるので要注意。病害虫に強く、丈夫で育てやすく、また、刈り込みにも強いため、庭木や生け垣に広く用いられている。