紙八手。ウコギ科カミヤツデ属の常緑低木。学名 Tetrapanax papyrifer。 別名、ツウソウ(通草)、ツウダツボク(通脱木)。台湾、中国南部原産。葉は大型でヤツデに似るが、光沢がない。茎の髄を紙(通草紙)にし、色紙、造花などに用いたが、現在は需要がない。観葉植物としても需要があったが、西日本の暖地の海岸付近で野生化して広まり、生態系の破壊が危惧されている。