河津桜。バラ科サクラ属。学名 Cerasus × kanzakura ‘Kawazu-zakura’。サクラの原種のカンヒザクラとオオシマザクラとの自然交配種。原産地は伊豆の河津町で、これが名前の由来。早咲きで華やかさが好まれ、栽培品種として広まった。愛宕山の北側斜面、愛宕山観光道路脇に2本のカワヅザクラが植えられている。
カワヅザクラの花。カワヅザクラはソメイヨシノに先駆けて2月上旬に濃いめのピンクの花を開く。一重咲きで4cmほどの大輪の花が固まりとなって咲く。
メジロをはじめ、カワヅザクラの花の蜜を吸いに小鳥が集まってくる。