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愛宕の森と緑を守る会
愛宕山の植物 - 樹木編
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クヌギ
橡、櫟、椚、功刀など多数。ブナ科コナラ属の落葉高木。学名 Quercus acutissima。里山の雑木林でドングリのなる代表的な樹で、縄文の時代から食料(アク抜きが必要)や薪、木材として利用されてきた。シイタケの原木。葉は黄葉の後、褐色になり落葉せずに寒期を過ごす。
クヌギの幹
樹液を求めて甲虫類や蝶、蜂などの昆虫が集まる。縦の割れ目が深く、樹皮は染料や生薬として利用される。
クヌギの葉
クヌギの葉はクリの葉によく似ているが、周囲にある棘(鋸歯)が白っぽい色をして長めなのが特徴で、緑色のクリと区別できる。画像は、自然教室でクヌギのドングリを埋め、育てる取り組みをおこなって育った若木。
カブトムシの産卵床
クヌギの樹の根元に囲いを設置し、カブトムシの産卵床を作成した。カブトムシはクヌギの枯葉や枯れ枝の中で育つ。
ドングリ
クヌギの花期は4〜5月で、翌年の秋になって成熟したドングリになる。他の樹のドングリとは異なる特徴的な殻斗(帽子)をもつ。
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