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愛宕山の植物 - 樹木編

キョウチクトウ

キョウチクトウ1

夾竹桃。キョウチクトウ科キョウチクトウ属。学名 Nerium oleander L.。街中で普通に見かける常緑小高木。インド原産で、江戸時代中期に中国から伝わった園芸種だが、めったに結実しないため自然に広がることはほとんどない。

キョウチクトウ2

排気ガスや乾燥に強いため街路樹によく用いられ、夏にピンクや白い花を咲かせる。

キョウチクトウ3

キョウチクトウは非常に強い毒性がある樹なので要注意。串や箸として用いたり、切った木を燃やした煙を吸うだけで中毒症状に。死亡例も報告されている。含まれる毒性成分のうちのオレアンドリンは青酸カリより強毒。強心作用、利尿作用があるため薬草として用いられるが取扱注意とされている。

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